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グレートレース参戦記(6月14日)

グレートレースは1983年から開催されている“全米最大のクラシックカー・レース”として知られるイベントで、今年で17回目。スタートを待つプリウス
レースは日本のラリーのスタイルに似ており、コマ地図をもとに、決められたスピードや時間でいかに正確に走れるか、を競うというもの。

賞金総額7万$のエクスパート・ディビジョンからエース・アワードなど7つのクラスがあり、さらに、我々が参加したデイ・トライなどのエキジビションクラスまで、総勢70〜80台のクラシックカーが参加しています。

主なところでは昨年のチャンピオン、1917年製ハドソン・インディ、同じく昨日同乗させてもらったディック・バーディックさんの1916年製ハドソン・スピードスター、1910年製セルデン・レースアバウト、そしてA型フォードなど、どれもぴかぴかのコンディションばかり。


さて、わがECO-MISSIONプリウス号はナビゲーターにこのグレートレース参戦はすでに7回という大ベテラン横田隊長と、ドライバーはクルマでなら何キロ走ってもOKのミラーマン、小宮山隊員で参戦しました。ゴールするプリウス

結果は見事7〜8台参加のエキジビションクラスでトップの成績を残しました。

クラシックカーの中にあって、21世紀のクルマなら当たり前!?と思われるかもしれませんが、使える機器はアナログ時計とプリウスの速度メーターだけ。その状態で1日で700キロちょっと走って、設定タイムとの誤差3分05秒。4ステージの中の第3ステージでは、なんと1時間49分走って誤差はわずか2秒!!

でも上には上がいるもので、「10日間のレースをフルに戦っているドライバーでも、上位に入れるのはほとんどオンタイム、プラスマイナス0秒の世界なんだよ」(横田隊長)とのこと。いやはやまいりました。

ということで、楽しくも真剣なグレートレース参戦は終了したのでした。お疲れさまでした皆様。ゴール後、プリウスに興味を持った地元ポリスと横田隊長


Great American Race

全米最大のクラシックカー・レースであり、我らが隊長『横田紀一郎』がかつて7年にも渡って参加した"Great American Race"に、世界最初の市販ハイブリッドカー「プリウス」で特別参加を行ないます。今回はジョージア州からカリフォルニア州までの全行程の中で、テキサス州フォートワースからニューメキシコ州クロビスまでの短い区間ですが参加いたします。

Great American Raceは、ニューヨークからパリまで自動車で走り抜ける有名な喜劇映画「グレートレース」の舞台としてもよく知られています。

現在でも実際にレースを行えるコンディションの、宝石のようなクラシックカーの展示の中にプリウスを置き、自動車の歴史に詳しいスペシャル・ゲストに、自動車のすべてを語ってもらいます。このレースの創設者 トム・マックレーが設立したクラシックカーの殿堂にも訪れ、貴重な自動車とプリウスとの比較などを行う予定です。


6月14日
ついにグレートレースに参加しました!スタートを待つプリウス

本来はクラシックカーのレースなのですが、歴史的に意味のある“ヒストリックカー”は特別に参加を認める、という枠の中で、21世紀を先取りした量産初のハイブリッドカー、プリウスが特別に参加を認められました。

さすがフレンドリーなアメリカの人々、そして主催者のトム・マックレーさんに感謝です。


今日の隊長のひとこと
『来年は絶対にフル参戦でカムバックしたいので、スポンサー様よろしく!』

 


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