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ランデブートヨタ

 

ランデブートヨタでトヨタ自動車奥田会長にお会いできました。
PRIUS visited Rendez-vous Toyota, a new date spot in Champs Elysees:

●9月27日 フランス・パリ
<September 22> Paris FRANCE

フランス・パリの中心、シャンゼリーゼを走るプリウス

シャンゼリゼを走るPRIUS
奥田会長とお会いしました
シャンゼリゼを走るPRIUS。 奥田会長とお会いしました。

すっかり若者のデートコースに組み入れらた感のあるシャンゼリーゼのランデブートヨタをエコ・ミッションPRIUSが訪問しました。

そしてレポートにもあるとおり、トヨタ自動車の奥田会長とお会いすることができました。わざわざセレモニー会場で我々エコ・ミッションを出迎えていただくという身に余る光栄に、この旅の重要度を再確認した次第です。

せっかくですので、会場でいただいたお言葉を全て紹介しましょう。

『昨年、横田氏は最初のECO-MISSIONを米国で企画し、西海岸から東海岸までPRIUSを運転して国土を縦断しました。

今年はここフランスとヨーロッパで我が社のPRIUSを運転することになる横田氏とECO-MISSION2000のメンバーに対して感謝の意を表したいと思います。

人類と経済の持続的発展を得るために「経済開発」と「環境向上」を結合させることが必要であるということに関してはおそらく誰もが同意できることと思います。

自動車が大きく自由と移動の可能性の提供に寄与し、道路交通は経済発展と国および地方の繁栄に重要な役割を果たしております。したがってよりクリーンで燃費効率の良く、しかも環境への影響の少ない車を開発する事は自動車メーカーとしての社会的責務であるといえます。

'60年代以降、トヨタは代替燃料と代替伝動装置で駆動される車の開発に努めて参りました。しかしいかに優れたものであろうと、研究所から外へ出ず、路上で用いられることがなければ、新しい技術の環境への寄与は非常に限られたものとならざるをえません。それゆえに私達、自動車メーカーは幅広く速やかに顧客に受け入れられる、環境に優しい自動車を開発し、販売する必要があります。

トヨタは世界で初めて量産されたハイブリッドカーであるPRIUSのような新商品に着手し、こうしたチャレンジに応じようとしています。市街地での運転条件において、従来の同サイズの車両と比較してPRIUSの燃料消費量は半分になっています。同時に排気レベルは2005年から適用される非常に厳しい欧州排気基準よりも50%も低いのです。

PRIUSは今日の消費者の要求を犠牲にはしていません。運転がスムーズで「トルク・フル」運転感覚。PRIUSはその斬新的デザインと大人にもゆったりと快適な内装で、現代の車の魅力を全て備えております。

1997年12月の日本における発表以来、PRIUSは日本で42,000台以上も売られました。今年の6月末には米国でも発売され、現時点で4,400台以上の注文を受けております。

将来的にはPRIUSは全世界で売れた電気自動車の全体を合計したものよりも多く売れることと思われます。このことはトヨタのハイブリッド技術の熟成度と顧客からの信頼度の高さを物語っております。

今月、私達はPRIUSをヨーロッパで販売開始をすることにしております。私達はPRIUSがヨーロッパの環境問題に敏感な顧客に広範な支持を受けるだろう事を大きな喜びとしております。

トヨタのハイブリッド・システムはPRIUSだけに限定されるものではありません。今年のジュネーブ・モーター・ショーにおいてはハイブリッド四輪駆動MPVのプロトタイプであるHV-M4の発表を致しました。私はESTIMAのハイブリッド・バージョンの生産が開始され、この春には日本で一般に販売されるだろうことを本日ここに公式に発表したいと思います。

私達は現在、小型車、高級及び中級車、SUV用のハイブリッド・システムの開発も同様に行っております。

しかしトヨタ・ハイブリッド・システムは乗用車のみに限られたものではありません。トヨタ・グループの企業である日野自動車が今日、日本で私達と合同で2トン・トラック用のハイブリッド・システムを開発することを発表しました。これは来月の東京モーターショーで初めて公開されます。

私達はトヨタ・ハイブリッド・システムが単に環境への負荷を軽減することに役立つだけでなく、将来適用できる大きな潜在力としてのパイオニア的技術としても意味があると信じております。私達は複数の異なったエネルギー源を制御管理することからなるPRIUSのハイブリッド技術の原理が「究極のエコロジーカー」の開発の鍵となると確信しております。

私達の目の前にある「環境の世紀」21世紀と共に、生き残りをかけた事業の世界的レースが開始されます。

最後に横田氏とECO-MISSIONチームのメンバーの方々に対しヨーロッパを横切る10,000kmの旅の成功に向けた熱い期待を表明させていただきます。彼らにとって素晴らしい経験となる事を私は確信しております。』
(ECO-MISSION2000到着に際するトヨタ自動車奥田会長スピーチ)

まさに身に余る光栄のお言葉、どうもありがとうございました。この言葉を胸に、新たに気を引き締めて環境最前線を巡る旅を続けたいと思います。

そして、我々の前で、自動車産業にとって非常に重要な歴史的発表をしていただいたことに、深い感銘を受けました。PRIUSの仲間が乗用車に限らず、商用車にまで広がってゆくという新しいビジョンを発表したまさにその場にいられたのですから。

常に歴史の節目節目にその名が挙がるフランス・パリ。ファッションや流行だけではない、時代を表す街パリを駆け抜けたPRIUSでした。

ECO-MISSIONを説明
これぞパリ、エッフェル塔
エコミッションの概要をスピーチ。 これぞパリ、エッフェル塔に日が落ちて。

Have you been to Rendezvous Toyota yet with your boy (girl) friend?

We visited it on the Eco Mission PRIUS, where we had some young Parisian comment on the PRIUS hybrid car. Also we looked forward to hear their voice on environmental problems surrounding the world.

9月27日<September 27>

トヨタ自動車奥田会長にお会いできました。

ビッグ・ニュースです! エコ・ミッション2000@Europeを声援に、なんとトヨタ自動車の奥田会長がにお見えになれたのです。

トヨタ自動車が環境に優しいクルマとして、PRIUSのヨーロッパ導入に並々ならぬ決意をしていることを感じる出来事です。我々が環境最前線を巡る旅に、特にプリウスを選んだことに対して、高い評価をいただいたと感謝しております。

奥田会長とのセレモニーはパリのシャンゼリゼ通りに面したトヨタ・ヨーロッパの「Le Rendez-Vous Toyota」(ランデブー・トヨタ)で行われました。奥田会長の待つ会場に、エコ・ミッションPRIUSが乗り込むという華々しい演出をしていただき、晴れの舞台となりました。

現在パリでは10月15日まで、「Mondial De L'Automobile」(パリ自動車ショー)が開催されており、そのタイミングにぴったりという幸運でもありました。

27 September, 2000

Warm reception by TOYOTA MOTORS chairman Mr, Okuda:

Driving the Eco Mission PRIUS and came into Le Rendez-Vous Toyota situated in Champs-Elysees street in Paris to be at a planned ceremony, where unexpectedly we were received by chairman of TOYOTA, Mr. Okuda!

We feel honored to know that he is extremely pleased with our decision in choosing the PRIUS as our partner for the eco-front tour. His presence at the ceremony has assured us of how much the manufacturer is serious in representing the PRIUS in Europe as a leading environment-friendly vehicle and was another encouragement for the Eco Mission 2000@Europe staff.

今日の隊長のひとこと
<Today's Yokota's comment.>

『今日はトヨタの奥田会長とお会いできて光栄でした。握手していただきましたが、やわらくて、たくましい手でした。まだエコ・ミッションは始まったばかり。さらに気を引き締めて環境最前線を巡って参ります!』

 


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