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ヨーロッパの歴史を感じる運河交通

 

10月4日<October 4>

ヨーロッパの歴史を感じる運河交通。

クルマが生活にとけ込んでいるヨーロッパ。日本のように鉄道網が密に整備されていない地方では、欠かすことができない交通手段ですが、実はもう一つ重要な交通網が存在しています。それは主に荷物の運送面での利用となるのですが、フランス語で「Cannal Bateaux」と呼ばれる運河船なのです。

それがどれほど生活に欠かすことのできない重要な存在であったかは、あの第二次大戦でのあまりに有名なDunkerqe(ダンケルク)の南、約40kmに位置するArques(アルク)に今も残る「A L'Accenseur a bateaux des Fontinettes」(フォンテーヌの運河船エレベーター)を訪れるとよく分かります。

ここには19世紀後半、1887年からほんの20数年前の1967年まで現役として使われていた「運河船エレベーター」や、その役目を引き継ぎ、現在も毎日多くの運河船を上下させている、最新式のエレベーターが並んでいるのです。

訪問中も次から次へと、13mの段差を上下して運河船が行き交う様や両岸に住まいを構える運河船などの姿は、まさに19世紀の運河交通の華やかさを彷彿とさせれてくれるものでした。ちなみに運河自体はヨーロッパを網の目のように張り巡らされており、運河だけでヨーロッパ一周ができてしまえるほどなのだそうです。

4 October, 2000

European history remains with waterway transportation:

Automobiles have been good terms with people in Europe. Unlike standard cities in Japan in which several transport methods are available, they are indispensable tools for people here. Additionally, they have a unique, important transport method “canal boat” mainly used for luggage. Today we visited A L'Accenseur a bateaux des Fontinettes (Canal Boat’ Elevator of Fontaine).

You can see old and new canal boat elevators. Included are one that had been in service for more than 30 years; from late 19th century to 1967 and brand new versions of it to carry canal boats “up/down” every day just like their ancestors.


今日の隊長のひとこと
<Today's Yokota's comment.>

『明日はいよいよ“緑の子午線”を探しに行きます。本邦初公開!?』

 


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