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eco訪問記 |
Outline |
世界一の環境都市<ドイツ> The world as the most environment-friendly city |
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freiburg版「夢の島」を訪問。ランドバッサー地区でゴミからメタンガスを回収する現場にて。 | これが郊外の“Park & Rider ”の表示板。ここにクルマをおいて都心部には電車で。 |
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リサイクル所にゴミを持ち込む市民たち。毎週月曜は価値のあるゴミの競売が行われる。 | 環境ビオトープ。新興住宅地にはこのようなせせらぎを作って環境をより良く。 |
具体的な環境対策をざっと紹介しておきましょう。自動車関連では、住宅地域の速度を下げることによる空気汚染の減少、パーク&ライド・システムを実現するために公共交通機関の充実、自転車の奨励、市内乗り入れ量を制限するため市内駐車場の削減など。都市対策では緑化対策、景観保護対策、環境開発に基づいた全ての建設対策。
そして一番身近なゴミや廃棄物処理対策として分別収集システム、ゴミ埋め立て地とエネルギーの再利用化、ゴミを出さないキャンペーン、専門のリサイクリング仕分け業者支援、建設廃棄物リサイクリング業FEBA設立。エネルギー利用対策としてコージェネレーション・システムによる地域暖房・発電実現、太陽熱エネルギー、水力発電開発。森林対策としてSchwarzwald(シュバルツバルト)の酸性雨被害の研究・対策、など実に多岐にわたっていました。 |
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太陽エネルギーの電力モジュール組み立て工場、Solar Fabrik。ショールームを兼ねる。 | すでに実験は終わっていたが、これがソーラーシステムによるドイツ初の「自給自足住宅」。 |
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街中にも至る所にこのような用水が。そういえば日本の都市にも昔はよく見られたのですが……。 | 「環境を考えることで国境も越えられるでしょう」(FreibrugのDr. Rolf Boehme市長)。 |
「環境に対する政策で、クルマを街の中まで入れないようにして、その変わりパーク&ライド・システムを取り入れました。ただ、モビリティは街の中でも必要な場面はあります。環境に優しいクルマの利用を考えるなど、まだまだ検討すべきことはたくさんあります。」お忙しいところ、貴重なインタビューの時間をとっていただいたFreibrug市のDr. Rolf Boehme市長さんは、さらに素晴らしい考えを披露してくれた。
「ECの中で他の国々と環境問題面で一緒にやっていくことで国境もなくなってしまうのではないですか。人間が住むのは“国”ではなく“環境”ということにしましょう。」(Dr. Rolf Boehme市長)。 Apart from getting rid of cars from the city, collecting classified rubbish and ordering retailers not to use unnecessary wrapping stuff, Freiburg city of 200 thousand population has been continuously doing everything it can to keep their surroundings clean and is now known to the world as the most environment-friendly city. Solar power cell and heat-power supply system are a part of results of their environ-economic policy gained by positively asking for knowledge and techniques of European venture companies. We are pleased to have a chance to bring the PRIUS into a town where both government and people are keen-eyed on "environmental conservation" too see their reaction to it. |
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