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ホワイトハウスの前を

 

第3回ロードテスト<ブルー・リッジ・パークウェイ>(6月26日)ブルー・リッジ・パークウェイの入り口

アメリカでの“走り屋のメッカ”としては「マルホランド・ラン」があまりに有名ですが、ECO-MISSIONはここ「ブルー・リッジ・パークウェイ」をおすすめします。

70〜80km/hの中速コーナーが延々と700キロ以上、アパラチアン山脈の麓を走り抜ける最高のワインディング・ロードです。
といっても制限速度はほとんど35mile/hですから安全運転をお願いいたします。

ジョージア州のブルー・リッジ湖からバージニア州のフロント・ロイヤルまでのこの「ブルー・リッジ・パークウェイ」のうち、終盤の約200キロちょっとをロードテスト第3弾に使いました。

ブルー・リッジ・パークウェイのプリウスワインディング・ロードを3つのパートに分け、最初は2名乗車でエアコンも切って“ちょっと峠を攻めた”的なテスト。
次に、エアコンを使用して景色を楽しみながらの山道ドライブ、そして最後は撮影をかねた不規則な走り、の3パターンでテストを行いました。

このレンジでのプリウスの走りはとても快適で、日本車ですから当たり前といえば当たり前。

とても日本的なこの「ブルー・リッジ・パークウェイ」での走行パターンは、プリウスにはピッタリでした。

同行してくれた左ハンドルのランドクルーザーやシエナ(トヨタがアメリカで販売しているミニバン)のドライバーには悔しい思いをさせたことでしょう。

テストと言うよりは、実に楽しいドライビングを堪能した一日でした。

鹿をみかけました
キャンプ場では、携帯電話が使えないので、横田隊長は、イリジウム電話を使って、連絡をとっていました


テスト予定内容

アメリカ中東部のアパラチアン山脈に沿った山岳道路、ブルー・リッジ・パークウェイ(Blue Ridge Parkway)は、ウェスト・バージニア州から北のバージニア州までを南北に走る約700kmの山岳ハイウェイです。ここを訪れる観光客への質問『なぜ、あなたはここを訪れたのですか?』に対する答えは、『四季折々、見たいものがすべてあるからです!』という答えが大半を占めているということでも、ここの素晴らしさの一端がわかるでしょう。

環境問題や人種問題に造詣が深く、世界的に有名な歌手でありながら、数年前に不慮の飛行機事故でおしくも亡くなった、故ジョン・デンバーのヒット曲「故郷に帰りたい = Country road」の冒頭の歌詞『Blue ridge mountains, gather around her 〜』にも歌われたこの地域は、ヨーロッパから移住してきた白人の心の故郷であり、ウェスタン音楽の発祥の地でもあるのです。

調査のポイント
今回の旅では、バージニア州のRoanokeから北の終端Waynseboroughまで約200kmを走り、山岳地帯、海抜200m〜1,000m以上の道路において、プリウスの特徴の一つである省燃費と回生ブレーキの素晴らしさを実証する予定です。



6月26日

ロードテストの第3回は、アメリカでは数少ないワインディング・ロードでテストを行いました。

片側一車線の対面通行、道は曲がりくねり、路肩にはところどころに石積みガードレールがあるだけ。

まさにヨーロッパの田舎道を思わせる、とても走って楽しい道でした。


今日の隊長のひとこと
『さあ、ホワイトハウスの前をプリウスで走るぞ!』

 


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