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第1回ロードテスト

 

第1回ロードテスト

グレートレースクラス優勝!?の興奮もさめやらぬ15日はついにロードテストの第一回を開催です。

アメリカというクルマ社会の先輩の地で、日本がついに創り上げた“世界に誇れるクルマ”プリウスをテストしてみようという企画です。

果たして、アメリカでの使い勝手、そしてインフラは実証できるのでしょうか?


第1回ロードテスト(6月15日)

ロードテストコースはテキサス州を通る180号線をメインに設定しました。
全長約800キロ近くに及ぶ、アメリカの田舎町からインターステーツハイウェイまで含む4タイプの走行テストが行えるコース設定です。

当初“酷暑”のロードテストを予想したのですが、今年は異常気象の影響か、日中でも外気温が30度程度までしか上がらない“絶好”のドライブ日よりとなってしまいました。
日頃の隊員達の行いがよいのか、悪いのか分かりませんが、とにかく、アメリカでの実際の使用を再現するには、「天気も現地のありのままが一番」と、勝手な解釈で決行しました。

最初の区間はプリウスのローカルハイウェイでの使い勝手を再現する、テキサス州ルバックからスナイダーまでのローカルハイウェイ区間。
そして次が田舎道(といってもアメリカの田舎道は制限速度65や70マイルとかなりの速度設定となっている)。ここはエコランにチャレンジ。
第3区間は引き続き田舎道で法定速度に則った巡航テスト。
そして間に移動区間を挟んでいよいよ、インターステーツハイウェイ(I20EAST)。

詳しくは別の機会にお知らせするとして、総走行距離(計測テスト区間)513.2km、そして使った燃料が6.987ガロン、約26.44リットル。
燃費はリッター当たり19.40kmという結果となりました。

ちなみにこれだけ走ってもあと倍は無給油で走れる勘定です!?

取材されるプリウス
インターステーツ走行前

 


テスト予定内容

グレート・アメリカン・レースの興奮が覚めやらぬ内にレースと別れを告げ、ECO-MISSION '99@North Americaは、ニューメキシコ州南東のはずれの街、クロビスからテキサス州ヒューストンまで、約1,200kmを二日間で通り抜け、プリウスの燃費効率を具体的に実証するテストを行う予定です。

この区間は主に砂漠地帯であり、ガソリンスタンドも稀な地区という過酷な走行条件下において、ハイブリッドの真骨頂(燃費効率の良さ)を具現化するミッションです。

調査のポイント
「もしガソリンスタンドがなかったら……」という一抹の不安を、一気に吹き飛ばしてくれるテストになることを期待しています。

 


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